台風による飛散物付着事故:25台
現場:愛知県半田市
被害車両台数:数十台(うち弊社にて作業:25台)
作業対応方法:出張作業23台・引取作業2台(ボディコーティング施工車のため)
対応保険会社:不明(保険対応案件だが弊社からは依頼者(会社)への請求)
台風の暴風によって、社内の廃棄物タンクが破損。
従業員駐車場に飛散し洗車しても除去不能ということでご依頼いただきました。
今回の依頼者は被害オーナー様の勤務先の担当者様からでした。最初は他の車屋さんに見積もりしたが、ミスト除去は不可能、全塗装しかないと言われたそうです。
全塗装だと、コストも時間もかかるし、純正のような状態になるのか不安。何とか除去できる業者はないかとネット検索しペンキミスト110番を発見、ご連絡いただきました。
飛散物付着事故発生時の従業員駐車場に駐車してあった車両は数十台。
修復作業対応の内容は、被害にあわれた従業員様が各自で修理工場に頼みその修復費の請求書を会社に提出し会社の事業用保険で対応する。という流れでした。
その中で、「特に綺麗に戻るなら指定の修理工場はない」という従業員様の車両25台を弊社にて作業させていただきました。
基本的には出張作業で対応。
8:30~17:00の就業時間中に1台ずつ仕上げるという流れとなりました。
現場の駐車場は広く、電気・水道のすぐそばの4台分のスペースを作業スペースとしてお借りしました。
今回は、廃棄物の飛散ということで、塗料だけでなく鉄粉やその他、強固な付着物等色々なものが飛散・付着していました。
付着物にあった溶剤等を使い、車両を何周もしてすべて除去していきます。
ご依頼内容は「付着物の除去」なわけですから、少しでも残っていれば作業として未完成となります。
隅々まで除去し、なおかつ、飛散前より綺麗にする。そうすることによってオーナー様にも喜んでいただき、事故自体の円満解決につながっていくと思います。
実際に、今回の作業でも被害者のオーナー様から「ありがとうございました。」と何人もお声かけいただきました。
担当者の方にも、「時間等こちらの要望に合わせていただき、なおかつ綺麗にしていただきました。従業員からお礼まで言われると思っていなかったので、本当に感謝しています。」と大変ありがたいお言葉を頂戴いたしました。
ペンキミスト110番の事業は、「起きない方が良い」飛散事故に対するものです。ですので、すべての作業終了時に「またお願いします。」とも言えません。
「もうない方が良いですが、万が一なにかありましたら、またいつでもご相談ください。」
とお伝えし、1ヶ月にわたるご依頼作業が終了いたしました。