日曜日の朝いつものように洗車をしていると、いつもとなんか違う!車の表面がなんかザラザラする!先週まではこんなことなかったのに・・・
よくよく見ると、この白い点々は何だろう?、、、そういえば隣のマンションが外壁の塗り替え工事をしていたぞ!!
それってペンキのミストかもしれません!!
大事にしてる愛車がこんな状況になってしまっては冷静でいられるはずがありません。
ここではペンキミストと思われるものが付着してしまったときの対処方法を詳しく説明していきます。
また、ペンキミストによく似たもので鉄粉があります。ボティに茶色の点々がある場合は鉄粉の可能性が高いです。鉄粉については別のページで詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
ペンキミストとは
よくマンションなどの建物に足場を組んでネットのようなものを貼り、塗装作業をしているのを見かけることがあると思います。
その時の塗料の飛沫が風に乗って付着したものがペンキミストと呼ばれています。
今では近隣の駐車場の車には、シートを掛けたりして養生をし付着防止策が施されていることが多いのですが、ペンキミスト飛散の想定範囲と言うものがあります。想定外の風が吹いたときや強い風で養生したシートの下から巻き込むようにペンキミストが付着する場合もあるのです。
特にローラー塗装ではなく、吹き付け塗装をしている時にペンキミストは飛びやすいのです。
ペンキミストの種類
今では外壁塗装と一口に言ってもいろいろな種類の塗料が使われています。
ペンキミストもラッカーなどの常乾型の塗料からウレタンやエポキシなどの硬化型の塗料等があり、種類は様々です。
付着した塗料の種類によって対処方法は違ってきます。
ペンキミストがついてしまったら
ペンキミストがついたら、まずはペンキミスト110番に相談を!
まずは付着したものがペンキミストかどうかを見極める必要があります。そのためにもまずは専門家であるペンキミスト110番に相談しましょう。
ペンキミスト110番には問い合わせの手段としてLINE@も有りますので、状況を写真にとって送るのもとっても簡単!お店に出向かなくてご相談ができます。
もちろんお近くならばご来店いただくのが一番間違いがありません。しかしまだ何もはっきりしない段階でお店に来るのは抵抗があると思いますが、その点ペンキミスト110番ならLINE@で問い合わせができるのでお手軽ですね。
付着物がペンキミストの疑いがあるならば近くで塗装工事をしていたところがないか確認してみましょう。
(トラブルを防ぐためにも)塗装の発注者から業者に確認してもらうのがベストでしょう。塗装業者は工事保険を掛けている場合も多いので、工事保険での対応が可能な場合はペンキミスト110番があなたに代わって保険会社とのやりとりをいたします。
ペンキミスト付着時にやってはいけないこと
パターン1
まず絶対にやってはいけないのが「溶剤で拭く」
愛車にペンキミストの付着を発見した時、まず絶対にやってはいけないのが「溶剤で拭く」
代表的なのはシンナーで拭いて溶かして除去するというやり方です。
シンナーは非常に強い溶剤ですので、ペンキミストと一緒に自動車の塗装も少なからず溶かしてしまいます。ペンキミストは除去できたけど、同時に車の艶もなくなってしまう可能性大です。そうなると、磨き直しで済めばまだしも最悪塗り直しとなってしまいます。
パターン2
「いきなりトラップ粘土で除去する」
次によくあるのが「自分で除去する」というパターン。ネットで調べて、道具をそろえて教科書通りにやっても、なかなかうまくはいかないものです。
ネットで調べてまず出てくるのはトラップ粘土で除去する方法。正直、この方法は間違っていないですし実際に使う施工法です。ただやり方や粘土使用時に使う小道具、順番を間違えるとこれまたペンキミストを除去できた時にはキズだらけの見るも無残な状態になっている場合があります。
共通して言えることは、ペンキミスト除去作業は想像以上に大掛かりな作業で一つ間違えると大惨事になる可能性があります。どうしてもコストを抑えたくて自分でやる!という方はネットで調べて・・ではなく弊社にご来店いただき必要な道具ややり方を実際に見てからチャレンジしてください。
「こんな道具で」「こんなやり方で」を教えることはもちろん無料ですので。
ペンキミストを自分で除去する場合
ペンキミストを飛散させた業者がわからない、なんでも自分でやってみたいという方もいらっしゃると思います。ここでは簡単にご自身でペンキミストの除去をする場合の手順を書いてみます。あくまで自己責任でお願いします。
必要な道具
トラップ粘土 基本ご自身でのペンキミストの除去はトラップ粘土を使う事になります。プロが使うトラップ粘土は数種類有り状況に応じて使い分けをしますがカーショップ等で手に入るのは限られたものになります。もし種類があるようでしたら柔らかいものを選択してください。
▶︎ 洗車用品 洗車用のタオルとかバケツ、水道などです
▶︎ 広口の瓶 水を入れておいてトラップ粘土を保管する時に使います。
▶︎ 環境等 洗車と同じで炎天下の作業はやめてください、すぐに水が乾いて傷を入れたり、しみになったりする可能性が高まります
手順
まず全体を水洗いして表面についた砂ぼこり等を洗い流します。
トラップ粘土を取り出し、よくこねて手のひらの半分くらいの大きさになるまでなるべく平らに広げます
水をかけながらトラップ粘土をすべらせるようにこすり、ペンキミストを取ります。ここで無理に力を入れたりすると傷が入りますので、表面の状態をよく見ながら力加減をしてください。
ペンキミストが取れてくるようでしたら、ある程度の範囲を取ったら再度粘土をこねて取れたペンキミストで傷をつけないようにします。
トラップ粘土は、外に放置しておくと、特に暑い日などはベタベタになり手などに付着してしまいますので、瓶に水を入れて使わない時は水に浸しておくと良いでしょう。
ペンキミスト除去とその費用
ペンキミスト除去費用は、付着状況や付着量・ミストの大きさ・塗料の種類などで変わってきます。しかし多くの場合、想像以上の修復費用になります。
その理由として、ペンキミストが付着した車両を付着前に戻そうとすると色々な作業が必要となるからです。ボディに付着したペンキミストを除去しようとすると除去時にボディに少なからずキズを付けてしまいます。
今度はそのキズを除去するために車両を一台丸々磨かなくてはなりません。コーティング施工車の場合、車両を磨くとなるとコーティングをはぎ取ってしまうためコーティングの再施工も必要になります。
さらに、ワイパーやドアのピラー(窓枠)などの未塗装樹脂部分はキズ取り研磨をすることができないため部品交換となるケースもあります。こういった専門作業が重なり、ペンキミストの付着した車両を元に戻すには多額の費用がかかる場合が多いです。
そのため、ペンキミスト飛散車両の修復には、ペンキミストをかけてしまった側の保険(業者の工事保険など)や、かけられた相手がわからない場合はご自身の車両保険を使って対応する場合がほとんどです。
塗装業者への確認
愛車にペンキミストが付着していることに気づいた場合、まずどこで付着したかを思い返してみてください。会社の駐車場の近くで塗装工事をしていたな、昨日は強風で色々舞っていたな、など、原因は必ずあります。
駐車場の他の車にも飛散していればその駐車場付近の可能性が高いですし、自分の車だけなら走行中やその駐車場以外である可能性が高いです。
そして、もしペンキミスト飛散の原因がわかった場合はそのペンキミスト発生元に相談するのも良いかもしれません。ほとんどの工場や建築塗装現場は損害保険や工事保険に加入していますので、そちらを適用してペンキミスト飛散車両の修復作業を行うことができます。
ただ、あまり確証がない状態ではトラブルの原因になりますのでそこは慎重に。
ペンキミスト除去の業者の選択
ペンキミストが付着したときの除去作業はどこへ相談するのが良いでしょうか。
まず最初に考えるのはディーラーだと思います。
ディーラーの場合、ペンキミスト除去に関して作業経験のないフロントマンが対応をする場合が多く、実作業をするのは外注あるいは内製工場となりますが、そこもやはりペンキミストの除去に関してはあまり経験豊富とはいえません。
次に考えられるのが街の鈑金塗装屋さん。こちらもディーラーと同じ傾向にありますが中には非常に磨きにこだわったお店もあるので直接相談してみるのは良いかもしれません。
そしてもう一つの選択肢が車のコーティング屋さん。こちらはまず技術的にも元の塗膜をよりダメージを与えず綺麗にすることに特化していますからペンキミスト除去にはぴったりなのです。
そしてその中でもペンキミストの除去を得意としているペンキミスト110番は一番頼りになる存在なのです。
作業はもちろんのこと、接客対応から保険屋さんとのやり取りも経験豊富なペンキミスト110番なら余計なストレスを抱えることなくペンキミストが除去され、以前より綺麗になって愛車が返ってくるのです。
つまりペンキミストが付着したらまずはペンキミスト110番に相談するのが一番良いでしょう。
もちろん保険を使わない、使えない場合で自費での修理も安心してご相談ください。
受付から納車までの流れ
車にペンキミストらしきものを発見!
現車を確認
オーナー様と作業工程・日程などの打ち合わせを行います。
作業内容に応じた見積書を作成し、保険を使われる場合は保険会社とも協議を行います。
(自分の車両保険を使う場合)
車両保険を使える事を知らないお客様が多いので説明をします。
入庫
必要であれば代車もご用意いたしますのでお申し付けください
(車両保険を使う場合)保険会社と折衝
保険会社との折衝はこちらで行いますから、心配は要りません。
当店にて修復作業
車両オーナー様の希望に応じた工程・日程で完璧に仕上げます。
納車
車両オーナー様に満足頂ければトラブルになる理由はありません。
円満解決には車両オーナー様の満足が第一条件です。
過去にもペンキミスト除去対応の多数のご依頼を頂いておりますが、車両オーナー様からは、
「飛散した前よりも綺麗になった。」
「丁寧に作業をしていただいて本当に助かった。」
「ザラザラボディがツルツルになった。」
と多くの方に喜んでいただいております。
必ず満足していただける状態に修復いたしますので安心してご依頼ください。
- コーティングって修復と同時にしてもらえるの?
- 保険を使う場合、以前施工されたコーティングの保証期間内の施工証明書があれば、保険対応で再施工いたします。
保険を使わない場合は、自費にてコーティングを承ります。
ペンキミスト110番が選ばれる理由
- ペンキミストという特殊作業の専門のため、適正価格で仕上がりが違う
- 自動車のコーティング、磨きに精通した専門店のためプロの仕上がり
- 融通がきく。インチキはできませんが交換部品をある程度我慢してその分をコーティング費用に当てるとか違法でない、常識的な範囲での融通は利かせますので、遠慮なくご相談ください。
- 他社ではフォローしないところまで対応する(保険会社との連絡報告、オーナー様への説明など)
ペンキミスト110番について
ペンキミスト110番の三瀬です。
ペンキミスト110番は不幸にもペンキミストがついてしまった。
いろいろな偶然が重なってペンキミストを付着させてしまった。
そういう方たちがペンキミスト除去の際に失敗をしないようにこのサイトを立ち上げました。当社のお客様でも、大事にしている愛車がザラザラになってしまったような場合に、間違った知識で処理をしてより大きな費用負担になってしまったりすることがよく有ります。
そんな方たちが正しい判断を持って処理できるようお役に立てれば幸いです。